Unit File ユニット詳細
胃酸制圧・要塞防衛兵

オメプラゾール

おめぷらぞーる
消化器薬 一般

「酸のポンプ、根元から止める」

性格: 胃酸というインフラを大元から遮断する工作兵タイプ。じっくり効いて胃壁を守り、潰瘍の治癒を支える縁の下の力持ち。ピロリ除菌では抗菌薬と組む連携プレーも得意。

適応症: 胃潰瘍・逆流性食道炎

剤形: 注・錠

商品名例: オメプラール、オメプラゾン等等

Skill得意技(効能)

胃壁細胞のプロトンポンプを阻害して胃酸分泌を強力に抑える(PPI)。胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、Zollinger-Ellison症候群、ピロリ除菌の補助に用いる。

Weak弱点(副作用・禁忌)

副作用は概ね軽度だが、まれにショック・アナフィラキシー、汎血球減少、肝障害など。長期使用では骨折リスクや低マグネシウム血症、腸管感染リスクの議論もある。漫然とした長期投与は避けたい。

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相性(相互作用)

アモキシシリン
ピロリ除菌でクラリスロマイシンと3剤併用
除菌の相棒

ピロリ除菌ではPPI+アモキシシリン+クラリスロマイシンの3剤併用が定番の連携。CYP2C19で代謝されるため代謝の個人差(遺伝子多型)で効き目に差が出やすいのも特徴。近年はP-CAB(ボノプラザン)も台頭。

  • 投与目的(潰瘍治療か除菌補助か)と投与期間の上限を確認
  • 黒色便・貧血など消化管出血の徴候を観察
  • 長期投与例では骨折・低Mg血症・下痢(腸管感染)に留意
  • ピロリ除菌時は3剤の飲み忘れがないよう服薬支援
  • 腸溶製剤は噛み砕かず服用するよう指導