Unit File ユニット詳細
炎症鎮圧・諸刃の指揮官

プレドニゾロン

ぷれどにぞろん
内分泌代謝薬 ハイリスク

「急に引くな。ゆっくり退くのが鉄則だ」

性格: 圧倒的な火力で炎症と免疫の暴走をねじ伏せる最強クラスの指揮官。効果は絶大だが副作用も多彩で、急に退却(急な中止)すると副腎不全という反撃を食らう。減量は段階的に、が信条。

適応症: アレルギー・炎症・自己免疫疾患

剤形: 散・注・錠

商品名例: プレドニン等等

Skill得意技(効能)

強力な抗炎症・免疫抑制作用を持つ合成副腎皮質ステロイド。膠原病、ネフローゼ症候群、各種アレルギー・自己免疫疾患、血液疾患など極めて広い領域で用いられる。生体内コルチゾールの約4倍の力価。

Weak弱点(副作用・禁忌)

副作用が多彩:易感染性、続発性副腎皮質機能不全、消化管潰瘍、糖尿病、骨粗鬆症、精神変調、満月様顔貌、大腿骨頭壊死など。急な中止は副腎不全を招くため厳禁。減量は必ず段階的に。

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相性(相互作用)

生ワクチン
免疫抑制下では生ワクチンで感染リスク
免疫が下がる相手
NSAIDs
消化性潰瘍・消化管出血リスクが増大
胃を挟み撃ち

長期服用者では体が自前のステロイド産生をサボるため、手術・感染・外傷などのストレス時には増量(ステロイドカバー)が必要になることがある。水痘・麻疹感染は致命的経過をたどりうるので既往・接触歴の確認も重要。

  • 自己判断で中止させない(急な中止→副腎不全)。減量スケジュールを共有
  • 易感染性に留意し発熱・感染徴候を観察
  • 血糖・血圧・体重・浮腫を定期確認
  • 消化器症状(心窩部痛・黒色便)を観察、胃薬併用の有無を確認
  • 長期例では骨粗鬆症・精神症状・不眠にも配慮