Unit File ユニット詳細
血糖統制・古豪の主力兵

メトホルミン

めとほるみん

「低血糖は起こさん。ただしシックデイは休ませてもらう」

性格: 歴史が長く実績十分のベテラン主力。単独では低血糖を起こしにくい安定型だが、脱水・造影剤・過度の飲酒といった悪条件が重なると乳酸アシドーシスという牙をむく。体調管理にうるさい堅実派。

適応症: 糖尿病

剤形:

商品名例: メトグルコ等等

Skill得意技(効能)

主に肝臓の糖新生を抑え、末梢のインスリン抵抗性を改善して血糖を下げるビグアナイド薬。食事・運動療法で不十分な2型糖尿病が適応。インスリン分泌を介さないため単剤では低血糖を起こしにくい。

Weak弱点(副作用・禁忌)

まれだが重大なのが乳酸アシドーシス(胃腸障害・倦怠感・筋肉痛・過呼吸)。禁忌/要注意:高度腎機能障害(eGFR30未満)、脱水、重度感染症、過度の飲酒など。よくある副作用は消化器症状。

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相性(相互作用)

ヨード造影剤
腎機能低下を介し乳酸アシドーシス誘発。検査前後で休薬
検査前は休戦
アルコール
過度の飲酒で乳酸アシドーシスリスク上昇
深追い厳禁

ヨード造影剤を使う検査では、腎機能低下→乳酸アシドーシス誘発の懸念から検査前後で一時休薬するのが原則(緊急時を除く)。シックデイ(発熱・下痢・嘔吐・食事摂取不良)では脱水を避けるため休薬し受診を、と患者指導するのが定番。

  • 腎機能(eGFR)を定期確認。高度低下時は禁忌
  • シックデイ時の休薬ルールを患者・家族へ指導
  • ヨード造影剤検査の予定を把握し休薬指示を確認
  • 乳酸アシドーシスの初期症状(倦怠感・筋肉痛・過呼吸・腹痛)を観察
  • 消化器症状(下痢・悪心)は少量開始・食後投与で軽減を図る