Unit File ユニット詳細
広域制圧・マクロライド系の万能遊撃兵

クラリスロマイシン

くらりすろまいしん
抗菌薬 一般

「呼吸器も、除菌も、非定型も。多方面に顔が利く」

性格: タンパク合成を止めて菌を抑えるマクロライド系の遊撃兵。呼吸器感染から非定型菌、ピロリ除菌まで守備範囲が広い器用者。ただし薬物相互作用が多く、他薬との連携時に気を遣わせる要注意人物でもある。

適応症: 感染症

剤形: DS・小児用・錠

商品名例: クラリス、クラリシッド等等

Skill得意技(効能)

細菌の50Sリボソームに結合してタンパク合成を阻害する。呼吸器感染症、皮膚軟部組織感染、非定型抗酸菌症、ヘリコバクター・ピロリ除菌の一員などに用いられる。組織移行性が良く、細胞内寄生菌にも届く。

Weak弱点(副作用・禁忌)

味覚異常・悪心・下痢など。QT延長のリスク。CYP3A4を強く阻害するため多くの薬の血中濃度を上げ、相互作用が非常に多い。一部のスタチンや特定薬とは併用禁忌になることがある。

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相性(相互作用)

アトルバスタチン
CYP3A4阻害でスタチン血中濃度上昇→横紋筋融解症リスク
危険な共闘
アモキシシリン
PPIと合わせピロリ除菌3剤を組む
除菌の共闘

CYP3A4阻害による相互作用の多さがこの薬の最大の個性で、併用薬チェックが必須。ピロリ除菌ではPPI+アモキシシリンと組む3剤の一角。耐性化の観点から適正使用が求められる。※併用禁忌・効能は添付文書での最終確認推奨。

  • 併用薬を必ず確認(CYP3A4阻害で相互作用多数)
  • 動悸・失神などQT延長関連症状に注意
  • 下痢が続く場合はCD腸炎の可能性も念頭に
  • 除菌レジメンでは飲み切りを支援