Unit File ユニット詳細
抗菌前衛・ペニシリン系突撃兵

アモキシシリン

あもきししりん
抗菌薬 一般

「アレルギー歴だけは必ず確認させてくれ」

性格: 幅広い感染症に切り込む頼れる前衛。歴史あるペニシリン系で扱いやすいが、アレルギー体質の相手には一発で牙をむくデリケートさも併せ持つ。出動前の問診(アレルギー歴確認)を何より重んじる。

適応症: 細菌感染症

剤形: カプセル・細粒・錠

商品名例: サワシリン、パセトシン等等

Skill得意技(効能)

細菌の細胞壁合成を阻害して殺菌するペニシリン系抗菌薬。呼吸器・尿路・皮膚など幅広い感染症に有効で、ピロリ除菌の3剤併用の一角も担う。感受性を確認し必要最小限の期間で使うのが原則。

Weak弱点(副作用・禁忌)

最大の弱点はアナフィラキシーを含む過敏症。禁忌:本剤・ペニシリンに過敏症の既往/伝染性単核症(発疹が出やすい)。ほか下痢・偽膜性大腸炎、まれに重篤な皮膚障害・肝腎障害。

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相性(相互作用)

オメプラゾール
ピロリ除菌でPPI+クラリスロマイシンと3剤併用
除菌の相棒
ワルファリン
腸内細菌叢の変化等で抗凝血作用を増強しうる
出血を後押し

投与前の抗菌薬アレルギー歴確認は絶対のルール。ピロリ除菌ではPPI+クラリスロマイシンと組んで7日間連続服用するのが定番の布陣。抗菌薬全般に言えることだが、耐性菌を作らないため自己判断の中断・使い回しは厳禁。

  • 投与前に抗菌薬・ペニシリン系のアレルギー歴を必ず確認
  • 初回投与後はアナフィラキシー(呼吸困難・皮疹・血圧低下)を観察
  • 下痢・血便=偽膜性大腸炎の可能性に注意
  • 処方期間を守り自己中断させない(耐性菌予防)
  • 発疹出現時は自己判断で継続せず速やかに相談するよう指導